四代目火影。里の中でもかつて無いほどの才能・人望の持ち主だったと言われる金髪の青年。師匠の自来也曰く二枚目であり、若くして先代の火影や他の三忍のメンバーからも一目置かれていた。大蛇丸は三代目の後任に自分が火影の器であることを主張したそうだが、その邪悪さから三代目はこれを退け彼を後任に指名した。妻は渦の国出身のくノ一・うずまきクシナ、そして彼女との間に一人息子・うずまきナルトを儲けている(名づけ親は自来也で、由来は彼の小説『ド根性忍伝』の主人公から)。
十数年前に木ノ葉隠れの里を壊滅状態にまで追いやった九尾の妖狐と戦い、息子(ナルト)の臍の緒に九尾を“屍鬼封尽”で封印し、その代償として自らも命を落とす。享年は不明。九尾を封印する際は陽のチャクラをナルトに、陰のチャクラは自分に封印した。その理由はナルトなら九尾のチャクラをコントロールできると信じたからである。
素早さには非常に長け、並はずれた速度で“瞬身の術”を使ったり、特殊な印が書かれた札に瞬間移動するオリジナル忍術“飛雷神の術”を用いて一瞬にして敵を片付けることから木ノ葉の黄色い閃光と呼ばれた。
系譜としては自来也の弟子であり、はたけカカシの師匠。ナルトは木ノ葉の忍としては彼の孫弟子に相当すると共に、弟弟子でもある。
実力もさることながら、若くして上忍となったカカシの至らなさを諫める等、冷静さと優しさ、指導力も持ち合わせる。忍界大戦においては登場とともに味方の士気を上げ一気に形勢逆転させるなど、敵国の忍に対して無双の活躍を見せた。自来也と同様に大蝦蟇を口寄せ動物として呼び出す。ナルトが大蝦蟇ガマブン太の頭に乗ったのは、四代目以来のことらしい。自来也曰くナルト同様に頑固らしい。カカシはナルトに対して常々「四代目火影を超える忍はお前しかいない」と言い聞かせている。
カカシ外伝において上忍時代の描写があるものの、重要人物にも関わらず作品開始当初から不明な点が多かった。顔は木ノ葉隠れの里の顔岩で判明していたものの、フルネームが明かされたのは第二部に入ってからである。アニメには第一話の冒頭で小さい姿だけが確認できた程度で、2009年7月にカカシ外伝がアニメ化されるまで一切登場しなかった。声優が決まる前のゲームに登場しても一切音声が存在しなかった。第二部での本格的な登場までは外伝や写真のみの登場だったが、それでも人気投票での順位は比較的常に上位でありファンからは人気が高い。