《我们一起学日语》眯着眼睛的喵

1、日本の昔话（1）

　　医者に一度かかったことがないという人はおそらくいないでしょう。
　　私の知人にごく親しい二人の先生が開業して評判がいいようです。
　　一人は、小児科の先生。
　　この先生の話でおかしかったのは幼児を診せに連れてきたある父親のセリフ。
　　この父親は地元の人で子供のころからこの先生にお世話になって育ったのだそうです。
　　「やあ、先生、昔からお世話になりましたが、私も子供を持つ年になりましたよ。」
　　先生は「君はよく風邪を引いたし、すぐに熱を出してはお母さんに連れて来られたもんだよね。」
　　「いやどうも先生。親子でお世話になります。ところで、先生はまだ小児科ですか。」
　　先生の専門が年とともに変わるわけがありません。 　　
　　こちら老人に評判の内科の先生。
　　見るからに優しい目をした小ぶとりの先生で、言葉遣いも物腰も柔らか、話し相手になってくれるので、年寄たちはどこも悪くなくても、この病院へやってくるのです。
　　待合室はまるで老人たちのたまり場のようです。 少しでも顔を見せないと仲間に言われるそうです。
　　「最近、〇〇べえどんは、とんと姿を見せねえけど、どこか体の具合でもわるいのかなあ。」