首页
古言
现言
纯爱
衍生
无CP+
百合
完结
分类
排行
全本
包月
免费
中短篇
APP
反馈
书名
作者
高级搜索
下一章
目录
设置
1、日文版 ...
───始まりのページは何色?
「えっ、三級や四級の呪霊だけ?」
「はい、ですが、被害も出てますので、なるべく早く祓いたいと、向こうはそうおっしゃってました」
「まぁ、今は俺しかいないだな」
「では頼みます。虎杖悠仁」
気が付くと、そこは高専の寮だった
あまりも突然、さっきまで記憶がデリートされたように
曖昧で、頭痛まで起こそうな不透明でした
「何してるの?」
「虎杖」
酷く、懐かしい声
「釘崎、伏黒」
「うわ、何その顔」
「大丈夫か」
虎杖は、何も言えなかった
いえ、口には何かを言いたいように迷ってるだが、喉に声がでなかった
すると、言いだしたのは、最初の疑問
「なんで二人はここに居んの?」
「なんでって、それは偶々出会えて、ちょうど私と伏黒の仕事も終わったから、一緒に帰ったのよ」
「何かあったのか、虎杖、様子はおかしいぞ」
おかしいって
手に持ってたものを気付き、二人に見せた
「これ、何なのかわかる?」
「辞書?」
「日記...とかじゃないよね?それがどうしたの?」
「───これは終焉ノ栞だね」
五条は当たり前のように現れ、虎杖の手に持ってた本を観察ながら言ってた
「終焉ノ栞?何だそれ?」
「うーん、有名とは言えないが、一時的に、学生の中に広がってる噂があったね。それは悠仁の任務?」
「虎杖?」
虎杖は何故か、五条を見つめ
先まで同じのように、いたずら人の顔を見て、言葉ができない状態であった
「一体なんなのよ」
「いや...その...」
違和感があるのに、言えなかった
「皆の顔は久しぶりだな。と思って」
「はぁ?たかが一週間だよ?もう寂しいのかよ」
「あらま、悠仁は寂しがり屋だね。もう安心だ!僕たちが帰った以上、悠仁は寂しいことはないっ!」
「虎杖は意外、一人怖いだな」
虎杖はテレな状態で、皆にわしゃわしゃされた
「あ、この本のこと、俺の任務だけど、先生は何か知ってる?」
「いや?」
「チッ、駄目な教師かよ」
釘崎にそう言われ、五条はちょっとショックしたように泣いてるフリをした
どうせ虎杖にしか効かず、すぐ元気を出て続きを話した
「まぁ、噂のことなら、大したやつじゃないっしょ!恐らく三級くらいの仮想怨霊だ」
「で、本を燃やせばいいの?」
「にしてもこの本に呪いが見えないだな」
「どうすればいいのか、それも悠仁の任務だ。けどする前に、とりあえず噂を聞きに行ったらいいじゃないか?」
「どうする、虎杖。俺もついて行くか?」
念のためしたほうがいいかな
「その前に、もう遅いだし。今日の晩ご飯、一緒にどうだ?」
「五条先生の奢り?」
「可愛い生徒のためなもんだ、任せなさい!」
楽しい時間は水のように過ごし
また一人ぼっちになってしまった虎杖は、ベッドの上にゴロゴロしてた
「......昔は、こんなに静かだっけ?」
何か物足りないような感じ
すると不本意ながら、終焉ノ栞と名付けた本を見た
恐らく帰った時、疲れちゃったから鞄をさらして、本は鞄の外に落としたが
ずっと開けなかった本は、両開きで落ちていた
「あれ?ちゃんと説明書いてるじゃん」
何故呪いの本に説明書いてるのか、虎杖は気にしてなかった
そして虎杖は本を読みながら、朗読のように言い出した
「本を見つけた貴方には、素敵な夢をお見せしましょう」
本を開けた貴方にはご褒美があげます
この本では、四つのテーマ(夢)をしてます
これから起こる事に、テーマ(夢)に応じて、どうか日記のように書いてください
一つ目は、孤独ノ隠レンボ
貴方が望んた、会いたいけどもういないはずの彼を見つける事ができます
やり方は簡単です。都市伝説である、ひとりかくれんぼをすればいい
そうすれば、大切な彼を会うことができます
二つ目は、猿マネ椅子盗りゲーム
貴方には、猿の〇という素敵なものを差してあげましょう
何でも叶うのです、貴方が望めば。しかし〇つの願いだけです
しかし〇〇がありますので、どうかご注意を
三つ目は、完全犯罪ラブレター
貴方を、○○○○にしましょう
誰も貴方の事○○になります。貴方は皆の○○、欠かせない○○な人
素敵な話でしょう
四つ目は、ニセモノ注意報
○○○○、○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○、○○○○○○○○○○○、○○○○○○
ですが、ご注意ください
全てのテーマを完成すると、貴方は夢の中から覚める事になります
人生に一度しかいない、素敵な夢です
どうか、自分の期待を外れずに、お書きください
「......四つ目は読めないだな。前に拾った人に消されたのか?」
故意のように、ナイフで消された跡がついてる
それでも一生懸命読もうとしてる虎杖は、電気の光を本に通して、逆様で見ようとした
「お?」
すると、手紙が落ちてきた
真白で、何も書いていない手紙
わかるのは、その手紙にハートがついてるだけの事
「元の持ち主の物かな?これ捨てていいのか?」
少し迷ったけど、それでもごみ箱に捨てた
----------------------------------------------------
壱。孤独ノ隠レンボ
噂を聞きに行くために、早めに起きて、回せる学校は全部回せただが
関心な事は一つもなかった
「ごめんな、伏黒。せっかく付き合ってるのに」
「いい、この件はお前一人だとキツイ」
『おい、私にお礼言わないかい!』
釘崎はより早く噂を集めるために行動を分かれたが
こうして携帯で連絡してるので、声からすると本人もかなり疲れた
「ありがとう釘崎!!夜、好きなもの作ってあげるから!」
『よっしゃ!私、パンケーキが欲しい!』
「俺は生姜焼き」
釘崎はこれからまた任務あるので、携帯を切るしかないが
ここで諦めるにはまた早いか
「どうする、虎杖」
「俺も分かんないだな」
勝手に処理してはいけないし
そもそも呪いついてるから、勝手に燃やしたら呪われそう
だとしたら...
「伏黒、実は俺、本を開けたのだ」
「!?」
「何も起こってないけど!気にしてる事はあった」
もし本を開くのが、呪われた条件なら
伏黒に見せずに、口で言ったほうがいい
「ひとりかくれんぼって、知ってる?」
「グーグルで調べればわかる奴だろう」
「おお!伏黒賢い!」
高専に入る前、携帯なんで持ってなかった虎杖にとって
グーグルの調べ方もわからないので、伏黒に任せた
「これだな」
「どれどれ」
下準備としてぬいぐるみに名前をつけ、詰め物を全て出して代わりに米と自分の爪を入れて縫い合わせる
隠れ場所を決めておき、そこに塩水を用意しておく
午前3時になったら以下の順に行動する
ぬいぐるみに対して「最初の鬼は○○だから」と3回言い、浴室に行き、水を張った風呂桶にぬいぐるみを入れる
家中の照明を全て消してテレビだけつけ、目を瞑って10秒数える
刃物を持って風呂場に行き、「△△見つけた」と言って刺す
「次は△△が鬼だから」または「次は△△が鬼」と言い、自分は塩水のある隠れ場所に隠れる
「言わば降霊術だな」
「降霊術?」
「呪術の一種だ。これを調べてどうする気だ」
「それがさ」
虎杖は終焉ノ栞に書いてある、一つ目の事伏黒に言った
「なるほど、やるのか」
「やることはこれしかいないみたい。けど高専でやってはいけないし、他人は巻き込まれるから」
「空き家なら大丈夫か」
「俺にはそんな場所はないけど。伏黒はあんの?」
「一応な」
伏黒は連れてきたのは、アパートみたいなとこ
「俺の家だ。っつてももう使ってない家だ」
「使っていいの?!」
「お前が本を処理したいと言ってるだろうか。その条件を果たせば、燃やせるじゃないのか」
「それもそうか」
一度高専に戻って、夜蛾先生にぬいぐるみを借りて
グーグルに書いた通りに、ぬいぐるみに謝罪しながら作り直した
「できた!これでいいだろう?」
「しかし、このぬいぐるみ、誰かに似てないか?」
ぬいぐるみのくせに、目隠しのように髪がついてる
「誰のこと?」
「いや、多分俺の知らない奴だが...」
「知らないのに似てると言って...伏黒は変わったやつがな」
ちょっとイラついたが、伏黒は少し我慢して、立ち上がった
「俺は外で待つ。何かあったら何でもいい、とにかく何か合図をしてくれ」
「了解」
しかし何年も使ってない家だから、まるで泥棒が入ったようにものが散らしてるが
伏黒は周囲を確認して、すると、妙なものが目に入った
「こっちはもうッケーだ!伏黒は外で待ててね!」
「ああ」
どうやら水の準備も完了らしいので、伏黒は考えずにものを拾って、ポケットにしめた
伏黒が出た今、虎杖は独りぼっちになって
こんな感じは嫌だな、早く終わりたいだな。と、一人に居たくない思いが頭に詰まってる
「しかしぬいぐるみの名前か...」
そう言えば、伏黒は誰かに似てると言ってた
すると何故か、虎杖には心当たりがあった
「よっし、お前の名前は順平だな!最初の鬼は順平だから」
ふっと、窓も開いてないのに体が冷えたようにぞっとして
無意識にぬいぐるみを水を張った風呂桶に入れた
不安が止めずに、虎杖は身を隠し、目を瞑って10秒を数えた
「って、何か順平だよ。このままだと、順平を刺すことになるじゃん」
それでも続いて、虎杖は刃物を持って、すぐ風呂場に戻ったが
「!」
ちょうどぬいぐるみと目が合ったことに、少し冷やした
「順平見つけた」
自分の言葉に恐怖を感じ、それでも刃物をぬいぐるみに刺して、逃げた
今までこんなことに恐怖心がないのに、どうして今更なのか
それは順平だったからか?それても単に目が合ったからか?
ぬいぐるみだって心がある、これは夜蛾先生から習った話。だから虎杖はすまない心が持ってるかもしれない
「そう言えば、どうやって終わるだっけ?」
関心な終了方法、聞いてなかった
「悠仁?」
「!?」
うそ
「ピタピタ」
誰か居た
「居ルデショウ?悠仁」
自分の名前は言ってないのに、どうしてわかった
それにこの音は、確実に、水たんまりのぬいぐるみが歩いてる音だ
そのせいでポロポロな床にギシとしてる音がする
そして、水がピタピタと、床に落ちてる音
「悠仁?ドウシテ出テコナイノ?」
息を、止めなくちゃ
けど、あれは本当に、順平だったら?
終焉ノ栞に、会いたい人が会えると書いてた
伏黒だって、これは降霊術と言ってた
つまり、あのぬいぐるみは順平本人である可能性、そして今順平は自分を探してるかもしれない?
「順平...」
会わなくちゃ
もう一人は、嫌なんだ
「順平!!」
「悠仁!」
そこには、五条が立ていた
「......先生?」
「やはり悠仁か!どうして出てこないのか、心配してたよ?」
順平、じゃない
「虎杖!」
「伏黒」
「お、恵もいたか!」
恐らく伏黒は、虎杖の声を聞こえたので、心配して入り込んだだが
「どうして五条先生はいるですか」
「それは、悠仁の事心配してるからだ」
「どうして俺たちの居場所分かるですか」
「それはもちろん!秘密!」
「はぁ?」
失敗したのかと。確認のために風呂場を見ようとしてるが
「虎杖、大丈夫か?」
「えっ、うん、ちょっと五条先生にびっくりした」
「殺す」
「ええ?僕なにもしてないよ」
五条は二人を押して、外まで連れていた
けど風呂場に、何もなかった
水溜まりのぬいぐるみは、高い場所に、虎杖を見つめて、泣いてるのように水が目に落ちた
-----------------------------------------------------
弐。猿マネ椅子盗りゲーム
自分の家には、こんなものはなかったはず
妙な木の箱を見つめ、伏黒は開くのか捨てるのか迷ってた
「コンコン」
「!」
誰か来た
伏黒は無意識に箱を枕の下に隠した
「伏黒?」
「虎杖か」
虎杖はゆっくりと門を開き、何故か顔は赤いのまま入ってた
「どうした」
「これ、伏黒は貰ってる?」
虎杖が出したのは、どうやらラブレターのようだ
「ないな、誰に貰ったやつだ?」
「それはわかんないよな。帰ったらポケットにこれが置いてあるし、先週は床に一枚落ちてるけど、今日はポケットだけじゃなく、棚の中まであった」
「チッ、何処のどいつだ」
「伏黒は寮にいる時、誰も俺の部屋に入ってなかった?」
隣に音なんでなかった、なら腕凄いやつなのか
寮だから誰だって通るはずがある、一々確認訳がない
けど、そう考えると、高専の人しかいないだな
「悪い、気付いてなかった」
「そっか」
腹立つのことに、虎杖にそういう恋心を抱いてる人は
沢山すぎて逆に分からなくなちゃった
「そう言えば、虎杖、顔は赤いぞ、風邪てもしたのか」
「風邪!?違う!これは、その」
虎杖は言えなかった
伏黒の部屋に来るのは久々のことだし、こうして自分から友達の部屋に行くなんで、どうしても慣れない
ここまで親しい友達は、虎杖にとって初めてだし
いえ、無神経こそ自分だ
今までそう言われるのに、今更テレテレで、逆におかしいだろう
「いや、やはり、病気かな」
「!?」
ここまで頭が混乱してるから、やはり何かの病気かな
「家入先生に診せてもらおう!」
「いいのだ!俺は大丈夫!」
その方が逆に恥ずかしい。って何考えてるのか俺は!!
虎杖は段々目が回ってきた
「......とりあえず休め、俺のベッド貸してあげるから」
「あ、ごめん...」
どうしてこうなるだろうか
でも伏黒の匂いがするベッドに、何故か安心する
「......夢だと、分かるのに」
「虎杖?」
「夢の中に、いつも皆はすぐどっかに行っちゃった、俺一人になっちゃって...」
「俺は虎杖に一人にしないぞ」
「わかってるけど...」
風邪に違いないだろう
きっと酷い風邪だろう、虎杖はこんな弱々しい言わない
自分には、彼を癒せる能力があれば...
「パキッ」
「?。何か音しなかった?」
「気のせいだろう。早く休め」
───猿の手
指三本の通り、三つの願いが叶うことができる、万能な願望機
けど、叶った願いには対価があり。三本の願いが叶った後、とんでもない呪いが訪れます
「つまり俺は、あいつのために一本使ったのか」
翌日の朝、まさか毒も効かぬはずの虎杖は風邪をひいてしまった
本人からは、一週間も会ってないから久々にテンション上がったと
子供かよ。そう思ったが、何故か虎杖の顔を見ると、心がざわざわして、言えなくなっちゃった
さて、この手はどうすればいいのか
まさか自分の家にこんな物が置いてあって、よく考えばこれって特級呪物のレベルか、やはり改めて封印した方がいいのか
「願い...」
何でも叶う、万能の願望機
確かそう書いてた、三つ目の願いにしない限り、呪いは訪れない
ふっと、彼女のことが思いついた
今にもまた病院に眠ってる彼女に、この手に願いをしたら、彼女は目覚めることになるだろう
「チッ」
いや、駄目だ
津美紀のことに対する、呪いに願いを求めるなんでバカな事だ
無償な願いなんでない。如何にも万能とは言え、大事なのは対価じゃなくて、願いをした後に、その人間の貪欲そこ危険なのだ
一度願いをした後、もっとしたいのが人間の本性だ。自分も人間、保つことができるのか自分もわからない
けど、それは
なんでも叶う、万能な願望機だ
「......」
欲望に引きつられると気付き、伏黒は手を箱ごと、外に捨てた
あれは危険だ
封印するべきだった
けど出来なかった
多分もう少し持てば、自分は欲望に負けるかもしれない
封印する余裕なんでなかった
「プルル」
やっと正気を戻せたのは、虎杖からの電話だ
どうやら終焉ノ栞を知る人が連絡してきたらしい
どうせ伏黒も暇で、虎杖の誘いを応じた
「あら、貴方は高専の人?」
虎杖に連絡を取った人は、女子だった
特殊な紫色をしてる女の人だ
「おっす、俺は虎杖悠仁」
「元気な人ですね。終焉ノ栞について知りたいですね、ですが、私はその本の中に、一つだけ知ります」
「?」
一つだけ。とはどういう意味なのか、伏黒にはわからないが
本を読んだことある虎杖は、なんとなくわかった気がする
「その本は、猿の手、というものを差してあげることになります」
「!」
「猿の手?何それ?」
「本の持ち主は貴方じゃないですか?おかしいですね、私は聞いた噂には、本の持ち主は、終焉ノ栞から猿の手を貰うことになると、そう聞きましたが...」
「あ、もしかしてこれ?」
ありえないのに
虎杖はポケットから、ミイラみたいな手が出した
あれは紛れもなく、伏黒は先まで持てた手だ
「私もわからないですが、恐らくそれですね」
「虎杖!!」
焦ったように、伏黒は虎杖の手を掴まった
「伏黒?」
「なんでその手はお前のとこにある!?」
「これは伏黒を待ってる時に、偶々拾った物だ」
転移したのか、それとも二つもあるのか
この女の言葉から考えると、どうやら猿の手は家に出たのも、偶然ではなかった
「これがヤバいのか?」
「...三つ目の願いをしたら、呪われるらしい」
「えっ、でも中はもう一本折れたじゃん」
つまり残りは二つか
「私はこれしか知らないので、では私にはまた用事があります。失礼します」
けど今の二人は他の人を構うことができず
「お前は願うのか」
「いや、早くしなくちゃこれ、燃やせないじゃん」
この猿の手も、終焉ノ栞に書いたものなのか
持ち主を呪う気満々だ
「どうする気だ」
「そだな、多分全部の願いをしなければならないし」
こういう物に、「消えろ」って言ったら確実に呪われそうだが
どうすればいいのか
「あ、俺、”ずっと皆と一緒に居たい”」
「おい!」
返事なし
「なんだその願いは!もっと明白な願いをしろ!」
「この手が叶う範囲はわかんないもん!皆とずっと一緒に居たいのは本当だし...」
まさか駄目だとは
「できれば人を巻き込まれない願いでいい」
「うーん」
シンプルでいいのか
「俺、伏黒とアイス食べたい!」
「はぁ?」
パキッ
「どわ!?」
一瞬、虎杖は何者かに蹴られた
「虎杖!!」
「く、釘崎!!」
何故か怒鳴りしてる釘崎は、手に何かを持って虎杖を叱った
「さっきずっとあんたを呼んでたのに、無視かよ!」
「俺!?そんなの聞いてないけど?」
「はぁ?私、任務終わった時にあんたを見つけ、これを渡したいと思うのにお前完全無視した!」
「任務?釘崎の任務は六本木だろう?俺はずっとこの近くにいるけど」
人間違ったじゃないの?
私は人を間違ったわけがないだろう!
「ま、いいわ。これ、あげる」
釘崎は虎杖にあげたのは、アイス無料券二枚
「私は生理だから無理なので、男子たちは子供らしく食べてきなさい」
「ありがとう!釘崎!」
「フン。私はこれから報告書をするので、先に帰るぞ」
先までの怒りが消え、上機嫌な釘崎はニヤニヤしながら高専の方向へ行った
「......願い、叶ったな」
「あ!本当だ!!」
すると、虎杖は思いついた
「伏黒、最後の願いは思い出した」
「そうか、俺が祓う?」
「うん、俺これを持ってるからちょっと無理かも」
「わかった」
緊張を抑え、虎杖は深呼吸をした
「ラブレターのこと、もう来ないでほしい」
-----------------------------------------------------
参。完全犯罪ラブレター
「どうしたの?悠仁」
ちょうど通りかかった五条は、虎杖の異変を気付いて声をかけた
「五条先生!」
よく見れば、虎杖は携帯を持って悩みをしてた
「実は最近、変なことがあってさ」
虎杖の携帯に、無数なメッセージが来た
「前は手紙のようにラブレターが来たけど。最近手紙じゃなくて、携帯にメッセージが来て、ずっと止まんないよな」
「ラブレター?」
「うん、こんな感じで」
短い内容だけど、同じのものは何件もあった
悠仁
何処にいるの?
愛してる
目を覚まして、俺は寂しいよ
一人にしないで
私はここにいるの
俺は外でいるよ
待てる
早く来て
「これ、どうしたらいい?」
「うーん、悠仁は困ってるなら、ブロックすればいい」
「ブロック?そんな機能あるのか!」
「そっか、悠仁は知らないだね」
五条は携帯を取って、何かを押したり、いじったりしたら
まだ虎杖に渡した
「サンキュー!」
「......」
ついでにメッセージを消したらしい
別に消さなくてもいいけど
「悠仁」
「うん?」
「向こうは誰なのか、心当たりがある?」
何故か、五条は本気だと
わかった気がする
「......ううん、わからない」
「ま、悠仁は可愛いもんね。変なおじさんについてはいけないよ」
「それはないよ...」
変なおじさん
そう考えると、何か思いついた
「そう言えば五条先生。最近、俺と似たような人、見た事があるか?」
「悠仁と似てるやつ?ないな、それがどうしたの?」
「いや、ならいいや」
「......」
五条はそんな虎杖を見て、手を虎杖の頭上に乗せた
「先生?」
「悠仁、折角だし、あしたは一緒に任務をしよ」
「えっ」
「悠仁は嫌なの?」
「いやではないけど、どうして急に?」
「僕はそうしたいからだ」
虎杖は断らなかった
けど、ブロックしたはずのメッセージは止めなかった
その日の夜、メッセージも来てしまった
俺はいま、渋谷にいる
何処だ、悠仁
今すぐ、会いに行くから
それが何故か、怖かった
メリーさんの電話のように、こっちに段々近づいてくる感じ
外とはなんだ、会いたくないのに、どうして会わなきゃならないだ
なんで、そんなに会いたいのか
「悠仁、顔色悪いぞ」
「大丈夫っす、ちょっと寝不足だけ」
「大丈夫なの?無理しないでね」
よく考えたら、一緒に任務する意味は何だろう
「こっちは終わったぞ~」
自分はほぼ立つだけ、一瞬で五条は全部決着つけた
流石最強か
「どうだ悠仁!俺って強いだろう?見惚れた?」
「先生は最強の事、最初から知ってるよ」
「そうじゃなくて、もっと悠仁に褒めたいだ!」
「しょうがないな」
とりあえず、子供のようにわしゃわしゃしたが
一瞬五条は喜んだけど、また不満のようにムッとした
「悠仁~?何かあっただろう?最近ずっと笑ってないだ」
「俺って、そんなに笑い子だっけ?」
「違うよ」
逆に、五条は虎杖をわしゃわしゃした
「辛いことは、一人で背負い込まないってことだ」
「......」
やはり心配されたのか
虎杖仕方ないように、笑顔で言おうつもりだったが
「ごじょーーー」
パーン、と
五条は人形のように、頭は何か撃たれた
倒れた
「せん、せい?」
何かピカピカしてると思ったら
五条の携帯が外に落ちて、押されたように画面が開いて
そこには、あのメッセージが書いてた
「あの夜と同じ月の色だね」
あの夜、とは
「!!!」
思い出してはいけない
あの日のことは、言っちゃいけないだ
「ごじょう、せんせい」
あれは、あれこそが
夢だ
夢
の
はず
だ
「五条先生!!!」
「よいっしょ」
すると、五条は嘘のように起きた
「あら?びっくりした?僕からのドキリだよー!」
えいーえいー、とピースしながら悪ふざけをした
「僕はこんな程度で殺されるわけがないじゃん」
自信満々に言ってるが、けど、虎杖を見て、焦った
「悠仁?」
虎杖は、泣いた
見た事ない、決して人の前に泣くことがないこの子が
泣いた
「......ごめん、僕が悪かった」
「ちがう、びっくりしただけ...」
嫌な思いをさせちゃった
「あ」
「?」
虎杖は涙を拭く最中、五条は落ちた携帯を見ながら声をした
「...見た?」
「...?見たって、あ!!あれは五条先生からのメッセージか!!」
「僕は初めて好きな子にメッセージを送ったもん!」
「全然可愛くない!!なんだそのメッセージは!メリーさんか!」
「月が綺麗ですねって、悠仁は意味わかんないの?」
「あれはそういう意味か!!」
-------------------------------------------------
肆。ニセモノ注意報
───始まりのページは何色?
「えっ、三級や四級の呪霊だけ?」
「はい、ですが、被害も出てますので、なるべく早く祓いたいと、向こうはそうおっしゃってました」
「......」
暫くの静寂、虎杖は突っ込むことにした
「あのさ、伊地知さん、なんで俺に敬語なの?」
「えっ、いや、虎杖君は年下で、学生ですが、やるのは皆なので、敬意のためです」
「伊地知さんは真面目だな」
「これは、私たちのやり方ですから」
伊地知にも色々なことが大変だな
それを納得して、すると虎杖は嬉しそうに言った
「まぁ、今は皆がいるから、伊地知さんは心配することはないよ!」
「そうですね、では頼みます。虎杖君」
やはり、三人には少々軽すぎ任務だろうか
ほぼ行って、ごみ捨てのように軽く終わりくらいな任務だった
「ひま...」
「ま、伊地知さんは虎杖のために、こうして俺たち三人の時間を空けたのだ。ついでに何処か行こうか」
「伊地知さんにもお礼言わなくちゃな」
ま、恐らく伊地知だけじゃなく、皆もそうしたいだろう
何故か虎杖と一緒にいると、心がポカポカする
「そう言えば虎杖、終焉ノ栞がどうなったの?」
「最後が消されて、テーマが分かんないの」
「テーマ?」
本を開けて、二人に見せた
「ニセモノ注意報?雨でも降ってるような書き方だな」
「人雨?」
「何それ怖い」
三人は歩きながら、考えてた
「今まで呪いと関わってるわね。つまりこれは...」
「ドッペルゲンガーか」
「それ!私が言いたいのよ」
「ドッペルゲンガー?」
「自分とそっくりの姿をした分身という事なのよ。噂をすれば、あいつに会ったら本体が死に、分身に変われるって」
「えっ、俺って死ぬの?」
「さぁ、今まで無事じゃない?」
「これから、虎杖を一人にしてはいけないか」
「伏黒、それは過保護」
楽しそうに言ってるのに
虎杖は何故かチラッと、無意識に遠く場所を見つめた
そこには、人が立てた
「?」
人、のところか
あれは、自分
自分の様子なのに、何故か着物を着てる
全てが、はっきり見えた
「えー、皆は僕を置いて、三人で遊びに行ったのか」
「遊びじゃないです」
「任務よ、任務。ついでに遊んだだけ」
すると、五条は駄々っ子のように文句をしてたが、既に慣れた伏黒と釘崎にとって、ただの道邪魔にすぎない
「悠仁はそれでいいの?悠仁が大好きな悟が泣いてるよ?」
「ごめん、これあげるから許して」
五条の大好物、喜久福だ
「やった!悠仁大好き!!」
「虎杖も対応策見つけたね」
五条は虎杖は持ち上がって、嬉しそうにぐるぐる回ったが
ふっと何かを気付き、動きを止めた
「悠仁、あれはまだ持ってる?」
「あれ?」
「本のことよ」
虎杖は鞄から本を出した時、隣の釘崎はうっとした
「あんた、ずっと持ってたかよ。重くないか」
「見た目にそんなに重くはないよ?」
こっちが見て重たい気分よ!
「進捗はどこまで行った?」
「もう最後らしい」
「そう言えば虎杖、体験すればいいのか、他にすることないのか」
何故か、虎杖はただ
皆を見て笑ってた
「ないよ」
こうから考えると、妙な本だな
しかし四つの難題をクリアすれば終焉ノ栞を燃やせる、三級の呪物にすればもう立派なものか
「ま、大変な仕事だけど、これを終わったら皆で一緒に旅に出ようか!」
「旅?!呪術師のくせに?」
「このくらいな休みが必要なのよ」
「まぁ、それは賛成だけど」
すると、誰かがこう言った
「誰も知らない、遠くの場所へ、また一緒に遊ぼう」
「応!」
そうだな、遠くへイコウ
皆で一緒にイコウ
誰モ珠ナイ
遠クバショ
そのために、ジャマを排除しないと
「あんたが、ドッペルゲンガーか」
何日も、自分の傍に他人の気配を感じた虎杖は
その気配を引き連れるために、わざわざ人のない広場で、その気配に質問をした
「......」
「俺は知ってるぞ、猿の手の件からずっと居ただろう」
その気配は、闇から歩き出した
ドッペルゲンガーの言う通りに、その人は虎杖と同じの姿をしていた
大いに違うのは、その人は着物で、顔にも紋様があった
「小僧、探したぞ」
「?。俺たち知り合いなの?」
いいや、違うだろう
あれは恐らく、釘崎が言ってた、ドッペルゲンガーは人を迷うための言葉であった
「知り合いも何も、俺達は二人で一つだ」
「それはドッペルゲンガーからだな、騙されないぞ。あんたを倒せば、俺は任務完了だ」
何故か、その顔は
イラついてる気がした
「俺は呼んだのに、貴様は応答くれなかった」
「俺を呼んだ?知らないけど」
「俺の声は聞こえないのか」
「声も何も、今は聞いたけど」
おかしいに、向こうの顔は段々怒ってる気がして
何か違うのか
すると、向こうは急にこっちに歩いてきた
ゆっくりと、殺す気はないように
おかしいな、皆の話からすると、ドッペルゲンガーは入れ替えるのために本体を殺したがりのはず
「な、何だよ」
ドッペルゲンガーのはず
段々似てない気がした
いや、全然似てない
顔も、雰囲気も
この人は、ドッペルゲンガー(俺)じゃないはず
じゃ、こいつは何者だ?
「俺と行かないのか(俺と帰らぬのか)」
「お前のとこは行かない!」
「俺だとダメなのか(ここがこんなに素晴らしいのか)」
「俺には伏黒や、釘崎と先生が居るのだ。悪いがお前を祓わせてもらおう(殺す)」
「忌々しい。一緒だと、約束したのに(そうか、落ちたな。愛おしい子よ)」
「ごめん」
ごめん?
「最後に、一言(せめて俺を、思い出せ)」
そうか、こいつは
俺は
「兄よ(悠仁)」
───始まりのページは何色?
「えっ、あれはドッペルゲンガーじゃなくてお前の弟!?」
「応!まさか東京で会えるなんで、宿儺も寂しがり屋だな!」
「戯け、貴様一人だと生きれぬ身だ」
「にしても全然似てないね。悠仁の方が百倍可愛い」
「俺の兄に触れば、殺す」
「宿儺」
彼は振り向かい、ニコッって笑ってた
「夢と違う事したら、ダメだよね?」
初稿
如果新增中文版的話,會修改大部分沒有詳細描寫的地方
作者有话说
显示所有文的作话
第1章 日文版
下一章
回目录
加入书签
看书评
回收藏
首页
[灌溉营养液]
昵称:
评分:
2分|鲜花一捧
1分|一朵小花
0分|交流灌水
0分|别字捉虫
-1分|一块小砖
-2分|砖头一堆
你的月石:
0
块 消耗
2
块月石
【月石说明】
打开/关闭本文嗑糖功能
内容:
注:1.评论时输入br/即可换行分段。
2.发布负分评论消耗的月石并不会给作者。
查看评论规则>>